月刊秘伝2022年6月号に掲載されました

刊秘伝2022年6月号に、剛柔流尚礼舘が掲載されました。 武道・武術の総合情報サイト WEB秘伝 (webhiden.jp) 【空手映画の金字塔『ベスト・キッド』】“クレーンキック”のリアル!剛柔流尚礼舘・渡口政吉が伝えた「沖縄空手の技と心」(秘蔵指導映像付) | 動画&フォトギャラリー | 武道・武術の総合情報サイト WEB秘伝 (webhiden.jp) 身体開発法の横綱 「相撲トレ」腰の力の鍛錬! 四股・腰割り・すり足・テッポウ | 月刊秘伝2022年6月号 (webhiden.jp) 剛柔流尚礼舘 渡口政吉と「ベストキッド」 白鶴の型 「ベストキッド」と剛柔流尚礼舘・白鶴の型

伊藤舘長、沖縄で白鶴の型を演武

ミュージカル「カラテ・キッド」発起人・松堂今日太さん【新春キャスターインタビュー】 琉球放送「RBC NEWS Link」2022年1月7日(金)放送 ミュージカル「The Karate Kid」アソシエイト・プロデューサー松堂今日太氏 1984年公開の映画「ベスト・キッド(邦題)」。 不良グループに狙われる主人公・ダニエルが、沖縄をルーツに持つ日系人で、空手の達人・ミヤギの指導を受け、大会に挑む成長物語。 今春、ミュージカル「カラテ・キッド」となって、アメリカで上演される。 その発起人で、沖縄県出身の松堂今日太氏(48)に、話を聞いた。 ハリウッド映画で「沖縄」って言葉が出てきたことに、ものすごい感動をした ガラス作品を制作する松堂氏 松堂今日太氏)「ハリウッド映画で『沖縄』って言葉が出てきたことに、ものすごい感動をした」 そう語る松堂氏は、このミュージカルでアソシエイト・プロデューサーを務め、沖縄に関する考察や演出協力などを担う。 與那嶺啓キャスター)「松堂さんご自身、空手のご経験は?」 松堂氏)「あまり根性がなくて、黄色帯くらいまでしか取れなかったですけど、僕は空手をする方じゃなくて(舞台を)作る方が合っていたみたいです。」 松堂氏は、大学卒業後、ガラス作家として活躍。 転機は、アメリカ・ニューヨークでの演出家・宮本亞門氏との出会い しかし、アメリカ・ニューヨークでの修行中、演出家・宮本亞門氏との出会いをきっかけにミュージカルの世界へ― 松堂氏)「ある意味真逆のクリエイションで、すごく興味を覚えてしまった。全く舞台を知らなかったので、その後、宮本亞門さんの”丁稚奉公”に入って、結局武者修行のように色んな作品に関わっていくんです。」 與那嶺)「ガラス作家と今の仕事の通じるところは?」 松堂氏)「大学で社会学科を卒業しているので、社会的メッセージを作品に入れ込んだりっていうのが、すごく昔から得意っていうか好きな表現の仕方だったりしているので、やっぱりものづくりというのは、結局は目的とか思いは一緒で、今までにないものを作り上げていく、新しい価値を作り出していく。」 その後、宮本氏にミュージカル化を提案したのが、子どもの頃に憧れ、沖縄とゆかりのある映画「ベスト・キッド」だった。 映画の象徴的なシーン 鶴の構えから蹴りを放つ「クレーン・キック」 その元となる型が存在 「白鶴の型」を披露する伊藤孝三郎会長 この映画の象徴的なシーンの一つが、鶴の構えから蹴りを放つ「クレーン・キック」。 その元となる型が存在するということで、沖縄空手道剛柔流尚礼会の方々に見せていただた。 沖縄空手道剛柔流尚礼会・諸田博師範)「『白鶴の型』って元々中国・福建省の『白鶴拳』というのがありまして、その影響を受けてうちの館長が作った。」 「白鶴の型」は、尚礼舘の開設者である渡口政吉氏が創作。渡口氏は、映画の登場人物・ミヤギのモデルとされている。 空手の精神 『相手に打たれるな、相手を打つな』 「沖縄の精神や文化を伝えたい」と語る松堂氏 松堂氏)「元々の型があることすら知らなかったので、今日、それが見られて、本当に感動でした。ありがとうございました。映画「ベスト・キッド」を見てどう思われましたか?」 伊藤会長)「まぁあれはあれで良いと思うんですけれども、私たちの白鶴は(腕を)水平にした(構え)。向こうは(映画は)もしかしたら子どもの白鶴かもしれない。」 (一同笑) さらに伊藤会長、尚礼館が大切にしている”空手の精神”を語る。 伊藤会長)「『相手に打たれるな、相手を打つな』という文言がある。「受け」の方が主体で、相手を尊重して礼儀を正しくというのが一番。まず言動から慎んで身を戒めて、自分から手を出しちゃいけない」 こうした”空手の精神”こそが、今世界に発信すべきメッセージだと松堂氏は話す。 松堂氏)「コロナ禍でブラック・ライブズ・マターがあり、アジアン・ヘイトがあった。今この空手の精神こそ、分断をなくすための一つの考え方として、非常に古くて新しいアイディアなのではないかと思った。」 だからこそ、自身がこの作品に関わる意義を強く感じている。 松堂氏)「違う文化、考え方が入ったときに分断を解くキー(鍵)やきっかけが生まれたらいいなぁっていうのが1番大きくある。私が語ることで沖縄の文化や精神をより強い形で入れられる。私が入る意味がそこにあるんじゃないかと―」 分断を解き、新たな価値の創造へつなぐ。松堂氏は、空手、そして沖縄の精神を込めた舞台を世界に届ける。 取材メモ 琉球放送「RBC NEWS Link」キャスター 與那嶺啓 ▼公開当時の映画の邦題は「ベスト・キッド」。原題は「THE KARATE KID(カラテ・キッド)」。 ▼ミュージカル「カラテ・キッド」。演出は、宮本亞門さん。そして脚本は、映画と同様、ロバート・マーク・ケーメンさんが担当。5月下旬の上演が予定されている。 ▼ミュージカルでは、空手の達人・ミヤギにより焦点を当てた構成になっていて、沖縄の先祖崇拝の文化を反映し、守護霊が登場する演出もあるそう。 ▼「クレーン・キック」は、どんな見せ場になるか未定。アイデアを持ち帰って協議したいと松堂さん。 ▼アメリカで成功すれば、日本、そして沖縄での上演の可能性も期待できると話していた。

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